6月25日(金),梅田センタービルで開催されたCRIC(社団法人 著作権情報センター)主催のセミナーに参加してきました。
「市民のための著作権講座」と題するこのセミナーは,一人でも多くの人に著作権制度について正しく理解してもらうことを目的として,平成11年から全国の主要都市で実施されているとのことです。
今回は,「デジタル・ネットワ-ク時代の著作権制度」のテーマで,青山学院大学名誉教授の半田正夫氏と北村行夫弁護士の講義とビデオ上映「上戸彩の著作権早分かり」が行われました。
講座の内容もすばらしかったのですが,配布資料(Q&A形式なので知りたい情報を検索しやすい。小学生向けの「コミックでわかる著作権」(子供たちに人気の「おじゃる丸」が登場します)というパンフレットもありました。)を手提げ袋に一杯戴きまして,これも大変価値のあるものだと感じました。
しかもこの講座は,私的録画補償金管理協会(SARVH)から委託を受け,私的録画補償金のうちの「共通目的基金」なるものを使って実施しているらしく,参加費用がなんと無料!
非常に得した気分になった1日でした。
弁護士 横尾和也